basyura's blog

あしたになったらほんきだす。

若者が3年で辞めない会社の法則 - 本田有明

★★★☆☆

若者たちが不満に思っていること
◎ 5年、6年と勤めたら、どうなるか。見本がまわりにいっぱいいる。

うちもだな。入社当初から思ってたけどそう見られる側に回ってしまっただろうか。まだ大丈夫だと思ってるんだけど。

時代は大きく変わりました。いま求められてるのは、自分で考え、主体的に行動する自立型人材です。

本書の中でいくつか?なところがあったけどこれもその一つ。こういう記述って他書でもよく見るけど、昔(っていつ?)はそうじゃなかったの?これはいつの時代でも変わらないと思うんだが。昔は上から下ばっかりだったのか?あぁ、そうかと思う人は確かにいるけど(部長クラスとか。最近はそうでも無くなってきたけど)、それは若い人の中でもいるよなぁ。

人事部門が力を入れているリテンション戦略
1. 入社時研修に力を入れる
2. 待遇面で改善をはかる
3. 一年目は極力、残業させない
4. メンター制度を導入する
5. メンタルヘルスに取り組む

これはうちと全く一緒じゃないかなぁ。
一年目は残業させないって・・・おっさん的に懐古すると、入社した時は日付が変わるか変わらないかが当たり前で今思うとよく働けてたよなぁと思う。開発なんてしたことなかったから必死でやってたよ。しかも、Java だったんだけど知ってる人がほぼいなかった(笑)。先輩が趣味でやったことある程度。がむしゃらにやってたから今思うと恥ずかしいコードが沢山あったと思う。というか今となっては恥ずかしくてみれない。
知ってる人がいなかったのは外注ばっかりやって社内スキルが全くなかったし、もろに空洞化してて自分の上は 10 以上状態だった。今はだいぶ埋まってきたと思うけど、今は部署に配属される新人がめっきり減って高齢化してるという別の問題になっちゃってる。
自分は 3 年では辞めなかったけど、これからどうするか。「5年、6年と勤めたら、どうなるか。見本がまわりにいっぱいいる。」がいつになっても頭から離れないんだが、現状を変えるパワーも無い。ふぅ。