basyura's blog

あしたになったらほんきだす。

終わらない苦行の手を抜かないわけがない

僕は直接絡んでいないんだけど、「デグレ」が多いうちのパッケージ。かなりの機能をもっているし、機能ごとの連携も多い。1カ所の修正が思わぬ所に影響することも多々ある。
ありがちだが、この「デグレ」の対応方法として「テストを実施する」「レビューを実施する」という当たり前の方針が立てられる。ただし、機能数が多いのでレビューもテストもかなり膨大な量になる。
テストをするのは当たり前なんだけど、パッケージは機能追加もあれば障害修正の取り込みもあってメンテされ続けるのでこれといった終わりがない。それに対して何度も網羅的なテストを実施するってのはただの苦行。しかも手動によるテストだからよほど真面目なテスターで無い限りはテストをしたとしても儀式で終わってしまう。手を抜かないはずがない。問題があっても自分のせいじゃないと思い始める。
何が言いたいかというと、「レビューをしっかりします」「テストをしっかりします」っていう手動のアプローチじゃなくて、自動実行のテストを行う方向で検討すべきなんじゃないだろうか。それなりにリソースもあるわけだしなんとかなるんじゃないのかと思うんだが。テストしますって何百件もあるテスト仕様書に従って修正のたんびに手動でやるんじゃ誰もテストしたがらないし、直した周辺のテストだけじゃ拾えないバグだってあるだろうに。
テストの自動化について誰も検討しようとすらしていないのも問題なわけだが・・・どうするんだ。