basyura's blog

あしたになったらほんきだす。

2018 年振り返り

諸事情による組織変更に伴って 4 月ごろからチームを横断して改善を進めるチームに参加することになった。現状を分析してボトルネックを見つけて改善案を提示し、担当を決め、担当とあーでもないこーでもないと進め、レビューを通してリリースする立場になった。

長年 PG 中心の活動をしていたのだけど、今年は例年に比べると実装量は 1 割以下だったように思う。コードレビューはするし、状況によってはデバッグもするし、良い案がないか試してみることはあるけれど “実装した” という手応えはなかった。今年は “特別な” 年なので割り切ってやっているけど、来年もやるのは勘弁してほしいと思っている。

複数案件が同時に動くし割り込みもあるし判断を求められるし上からはワーワー言われることもあるので忙しい上に精神的にもしんどかった。戦略とは、と何回思ったことか。打ち合わせが多すぎて1日中椅子に座ったままになっていることもザラだったので運動不足をあからさまに実感する。

気がつけば関わりたくないとずっと距離をとっていたオフショアにどっぷり。コミュニケーションに疲れる毎日。実際のところは知らないけど、基本的に良い人達なので真面目にやってくれる。それなりに信頼関係を築けたのはいいけど、メリットがあるのかというと正直よく分からなかった。「この人なら任せられる」というのがなかったのが大きいと思うが、今までの関わり方を知らないのでどっちもどっちなのかもしれない。「ここはどういうことなのだろうか?」という意図を聞くことがよくあるのだけど、こちらの質問を理解していないのかわざとなのかひたすら主張が続いて時間が過ぎることが多々あったのが一番辛かった。ある程度誘導しつつ簡潔に質問することを心がけた。できあがるコードがあまりにひどいのでレビューしまくった結果、意識を変えてくれたようなのは大きかった。「こういうときはこうした方がいい、こういう時はこう書いたほうがいい」といったことは一気に横展開していくので、パワーはすげーなと思った。来年はテックリード的なめだつ人が出てきたらいいのだけど。

国内の若者がよく活動してくれたのは良かった。最近の若者は自分が若者の頃よりできるやつばっかりだよなと改めて思う。経験値があるのでまだまだわかいもんにh(略

今年はプロジェクトのためと割り切って活動しているのもあってスキル向上が感じられないのが一番辛い。打ち合わせスキルが多少上がったぐらいか。とはいえ何もしないのも辛いので、ログを収集するツールを go で書いてみたり、解析するツールを C# で書いて kibana に突っ込んで可視化してみたりを現実逃避気味にやってプロジェクトに投入してみたりした。社内の GitLab を docker に移行してみたりとか。

去年の振り返りと、今年の抱負をみると「のんびりする」がキーワードだったのに、今年も疲れたなぁ。働き方改革とは何だったのか。