basyura's blog

あしたになったらほんきだす。

マイケル・ジャクソンは「尋常性白斑」 - YouTube が起こした革命

「マイケルジャクソン 整形」で適当に検索して見つけた記事。

マイケル・ジャクソンは世界の歌謡界を支配した“キング・オブ・ポップ”でありながら、整形中毒者、少年への性的虐待、ピーターパン症候群など良くないニュースがついて回るほど、普通の人が簡単には理解しにくい独特な自分だけの世界観を持ったスーパースターだった。非常に愛らしく可愛らしい幼少時代から最近のスーパーバクテリアに感染するまでの月日と共に変貌を重ねた彼の姿を追ってみた。

http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=100554

TV の報道も大体同じと思う。間違っていると言わないまでも、誤読を誘っている表現が多い。デイリー・ミラー誌に至ってはマイケルの顔を醜く加工した写真を掲載したりもしている (Wikipediaより)。
TV や新聞、雑誌といった一方向のメディアが一斉に報じれば、大概の人が信じてしまう。非常に強い力を持っているというか持ちすぎてる感がある。
対して、YouTube が元でニコニコ動画に上がっているこの動画はどうだろう。

マイケル・ジャクソン本人の切実な訴えがあり、同様の症状を持つ人達の紹介もある。これ自体は TV 向けに作成されたものだろうから何回か放送されたんだろう。何回か。
TV をまともに見なくなってもう何年にもなるけど、インターネットが良いと思えるのは「(TV などのメディアに比べると)自浄作用がある」ところ。「ほしい」と思えば自分で情報を探しに行くことができる。「受け身」であることを強制されない。間違ったニュースが流れれば反論のブログが立ち上がり、賛同者も増える。反論に対する反論も起こるから自分が正しいと思うものを自ら選ぶことができる。
なにより反論のソースとして大きな効果があるのは文字よりも動画だろう。「×××に書いてあった」よりも「YouTube に上がってる動画で×××が言っていた」の方が遙かに信頼性が高い。「特ダネで小倉さんが×××って言っていた」と「YouTube に上がっている動画でマイケル・ジャクソンが×××って言ってた」を比べれば一目瞭然。しかも、その動画は万人がいつでも見られる状態にある。メディアが流したいと思った数回だけじゃなく何回も流れる。
YouTube の動画を見た人がブログや Twitter で別の人に伝え、それを見た人がまた伝えていく。YouTube 駆動型の情報発信。なんてすごいんだろう。
すばらしい動画は多くの人の心をどんどん動かしていく。TV などの既存メディアは置いて行かれる一方なんじゃないだろうか。

24 時間 TV で徳光に嘘涙流させて、タレント走らせて視聴率取ろうとかやってる場合じゃないって。



著作権の問題は置いておいて・・・。置いとけないって?