面白かった。
出だしから引き寄せられて、そのままハイペースで読んでしまった。この感覚は久々だ。
今までの作品からすると本城崇、山野辺美樹の視点もグリグリ加わって進行しそうな感じだけど違った。千葉と山野辺の二人が中心で視点も曖昧な感じだった。それが悪いとかではなくて新しい試みなのかなと。「どうせ・・・」と思って読み始めてしまったのだけど、良い意味で裏切られた。
全体的に面白かったのだけど、最後の千葉のチャリはちょっと・・・なんかイメージが・・・。
これ映画化したらギャグにしかならなさそうな気がするんだが、余計な心配か。
浮力とはなにか。
行いは自分に返ってくる。なのかなぁ。