- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/06/22
- メディア: 単行本
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とうとうラインが出てくるようになったのか、が一番気になった。 本編では地震に関する事が後半出てくるのだけど、先日ひさびさに緊急速報が鳴りまくって焦った。誤検知で良かった。建物が激しく横揺れする記憶がフラッシュバックする。あれは忘れられんよなぁ。僕の自身の記憶ですらそうなのだから、それ以上の災害であったりなにかしらの事件に巻き込まれたとかのケースはいわんやをや。じいちゃんばあちゃんが昔話を繰り返しする理由が分かる気がしたよ。
よく日本人は地震が起きても平常運転で、机の下に潜るといった行動に移る外国の人の方がすばらしいような記述をよく見る。けどこれはどっちが優れているというわけではなくて日本人は慣れが有るけど 3.11 も経験しているし、平常を装いつつも全身で周りの状況を探りつつ情報収集をしている印象。
万城目学さんの作品は平和で読みやすくてよい。最近、なにを見る・するにしても平和なことが判断の第一基準になることが多い。いいとしになってきたってことなのかなぁ。