ビットコインとは、花柄のような信用を元にした価値基準に頼るのではなく、P2P と電子的な記録によって価値の数値化と取引の厳密性を嘘偽り無く管理することで、金が持つ物理的な特性のような概念を IT で実現したバーチャルな世界の思想です。
恥ずかしながら、ビットコインのことを全然知らなかった。キーワードをチラッと見たかな、レベル。
- 価値の保証
- 総量の調整
- 整合性の保証
これらを P2P によるネットワークによって保証するというのがすごい。世界でビットコインを価値として認め、保証している状態なのでちょっとやそっとのことで紙くず(ビットくず?)になることは無さそう。
不正のチェックの仕方は、
不正のチェックの方法は、ビットコインの過去送信履歴と今回の新たな送信リクエストを通じて、履歴に矛盾が生じないかどうかで判断します。通常は六重に検算が行われ正当性が確認されます。
また、取引履歴が正当であるかどうかは P2P に参加しているノード(コンピュータ)の演算結果による多数決により管理されています。
不正を行いたい場合は、
多数決で勝利を勝利を得るには全世界のビットコインネットワークに参加しているコンピュータ演算能力の合計に対して、2 倍以上のコンピュータ能力を投入しなければ不正ができません。
となる。
国や、銀行、その他機関のような閉じられたものではなく、全世界のノードで保証すると。現実的には一利用者や組織では無理であると(量子コンピュータ的なものができれば可能なのか?)。不正を頑張る暇があれば、採掘に力を入れたほうがいいというところが面白い。しかも採掘に見合う量が配分されるのかは微妙とかも面白い。
P2P の知識は無いに等しいのだけど、夢が広がりんぐな技術だなぁ。