basyura's blog

あしたになったらほんきだす。

Winny 天才プログラマー金子勇との7年半

インターネット上のビジネスに欠かせないP2P(ピア・ツー・ピア)技術。その可能性を開拓した「Winny」の開発者・金子勇は、2004年、「著作権法違反幇助」の疑いで逮捕・起訴され、無罪判決が確定するまでに7年半もの年月がかかりました。

本書は、「Winny事件」弁護団の事務局長を務めた壇俊光氏が自身のブログを元に小説としてまとめたものです。日本のインターネット技術の発展に負の影響を残したと言われる裁判の経緯を追いながら、壇弁護士が見た金子氏の人物像、Winnyの核心を語ります。

壇 俊光 - 壇弁護士の事務室

Winny はウイルス感染的に怖いなと思って使ったことが無く、会社のチェックツールでインストールされていないことを定期的に報告する運用に関係していた程度。逮捕されたけど無罪になったんだと他人事であったけど、本書を読むとその時の状況が知れて面白い。"これだから日本は世界に後れを取るんだ" 的な事までは思わないけれど、亡くなったことは残念。プログラミングにのめり込められるのが羨ましいは有る。