自転車も、スキー(スノボー)も、運転免許も止まる事から教えるべきじゃないだろうか。
大概これらを教える時はこぐ、滑る、動かすことから始める。でもなかなかうまくいかない。アウトオブコントロールの恐怖が先に来るから。最悪の事態を想像してしまうから。
自転車をこいで進んだとしてもこけて怪我をするかもしれない。スキー(スノボー)で滑ったとしてもそのまま下まで転がり落ちるかもしれないし、途中で人にぶつかって怪我をさせるかもしれない。車に至っては事故をして大怪我をするだけじゃなく、他人を殺してしまうかもしれない。
その恐怖を取り除くには、自転車ならブレーキを握る方法をまず教えればいいし、スキー(スノボー)ならエッヂを立てるなりボーゲンをするなりで減速する方法をまず教えればいいし、自動車ならブレーキの踏み方を教えればいい。
最悪の状態を回避できる方法を知っているとそれだけで安心できる。
IT 業界なら、まずは物作りをすることから始めるべき。自分でなんとかできる力を身につけておけば多少の無茶を言われても乗り切ることができる。物作りを放っといて設計から入るとどこまでも転がり落ちる可能性が高い。
ただし、自転車、スキー(スノボー)、自動車にしても IT 業界にしても教える人がうまく誘導する必要がある。
なんていう IT に結びつけたいだけの思いつき。先週、今週となんでこんなに忙しいんだー来週も忙しいぞー。