basyura's blog

あしたになったらほんきだす。

単純な脳、複雑な「私」

★★★☆☆
タイトル&表紙買いだったんだけど、読むまで自己啓発本だと思ってた(笑)
表紙にも書いてあるとおり(全く読んでなかった)、脳に関する講義を高校生にした記録をもとにした内容。
その中にアリに関する話があるんだけど非常に興味深かった

1. エサを持つとフェロモンを出す。
2. フェロモンは揮発性かつ誘引性である。

この二つのルールにより、エサに向かって行列ができて巣まで運んで帰るすごく効率のいいシステムが構築される。フェロモンをたどることによりエサの存在を他のアリが知ることができる。そのフェロモンの濃さによりエサの量であるとかまだ存在しているかを判断することができる。すごいなぁ。

一番びっくりしたのは本書に出てくる高校生が賢すぎることかな(^^;