basyura's blog

あしたになったらほんきだす。

小太郎の左腕 - 和田竜

★★★★☆
おもしろかった。
帯に「戦国エンターテイメント第二弾」と書いてあった。「あれ?三冊目じゃね?」と思ったら、「忍びの国」は新潮社で、「のぼうの城」とこれは小学館だった。小学館のみカウントで2冊目ってことのよう。
「小太郎」というからには「風魔」の事かと思っちゃうけど、そうではなかった。おじいさんと二人で暮らす 11 歳の地鉄砲の話。
のぼうの城の時もそうだったけど、表紙絵がとてもいい。これが有ると無いとでは印象が違うだろうし、売り上げも違ったんじゃないかな。のぼうの城を買った理由が表紙絵だったし(僕は)。
半右衛門と小太郎がそれぞれの気持ち、覚悟とどう折り合いを付け行動をするのか。最後までドキドキものだった。