めずらしい作りだなぁ、と表紙を見て一度スルーしていたのだけど finalvent さんの本だったので購入してみた。
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みんな無意識に決めてやっているのかもしれないのだけど、何事も素通りせず意識的に取り組んでいる姿勢に感心した。無意識なのと意識的なのとでは大違いだよなぁ・・・と。
ずーっとそんなことを思いつつ読んでいたら本のタイトルは「考える生き方」だったことを思い出した。そうですね。失礼しました。
僕の精神年齢は 24, 25 のあたりで止まってる感じかなぁ。それからまぁまぁ年月はたって、もうこんな年か、もう何年もすれば・・・と思うことはよくある。でも、歳を重ねたから偉くなったとか、落ち着いたとかっていうのがあんまりない。殆ど無いと言ったほうが正しいか。ずっと未熟を感じているし、人前でしゃべるときはめちゃくちゃ緊張して汗かきまくりだし、人としゃべるのも慣れない。いつになったらオレすげええになれるんだと思うとちょっと凹む。
どうして 24, 25 で止まっているのか、を考えてみる。大学を卒業して(勉強をきちんとしたかって言うと疑問だが)就職し、右往左往しながら仕事を頑張り、田舎から殆ど出たことなかったのに関東・関西に行ったり来たりを繰り返し、ようやくアウトプットを出せるようになって周りも見えてきたあたりがその頃だったかなと。未熟ながらも社会人としてようやく独り立ちできたあたりだったからだろうか。
精神年齢が止まっていると言うよりは、そのころがベースというか延長している感じだ。なので、新人と話をするときも気持ち的には同い年ぐらいの感じでいるんだけど、相手からしたらただのおっさんなんだな。間違いない。
この感覚はこのまま続きそうな気がしているので、50 歳を超えても体力的な衰えは十分にあるだろうけど精神的にはそんな変わらないんじゃないかなと思っている。良くも悪くも。んであっというまにじいちゃんなんじゃないかなと。
でもきっと順風満帆とはいかないだろうし、挫折もあるだろうな。
生きていて、疲れきっているのでなければ、どっかで、また明日もあるかもしれないなと思っている。