https://github.com/basyura/redmine_side_contents
前プロジェクトで Redmine を一人で使い始めてからユーザが一人、二人増え、現プロジェクトでは人数の増減はあるもののだいたい 20 人程度が常時使用する必須ツールに至る。現プロジェクトでは 3 年を超えていて
- プロジェクト量産するんじゃなかった
- 親子階層間違えた
- カテゴリいらなかった
などなど失敗したなぁと思う要素を徐々に自分なりの理想形へと軌道修正していっている。現状、まぁまぁの運用ができていると思うし無くてはならない存在になった。喧嘩が起こりやすいとかコントロールする側としては沢山来るメールに反応するしんどさ等々はあるのだけれど、じゃあ他の方法だったらうまくいくのかといえばそうでもないので徐々に改善していくほうが良いと考えている。
公開されている redmine の plugin は沢山あるのだけど、使用しているのは自作のものばかりで他者のものは一つか2つあったかな?程度。バーンダウンとかパーキングロットチャートとか一時期入れて使ってみてはいたのだけど、それをちゃんと見る人はいないし無くても特に困ることがなかった。既存の機能、例えばバージョンとかチケットのフィルタを使えば事足りてしまう。Redmine を使いやすくするためには派手なプラグインを入れるよりも、既存のビューや vcs との連携が使いやすく分かりやすくなるようにプロジェクトにあわせて手を入れていく方が効果が高いと考える。
実際には
- stylesheet をいじって見やすくする
- バージョンで表示されるチケットの見え方を改善する
- チケットの期日をデフォルトで入れる
- チケットのコメントを見やすくする
- wiki の階層が分かりやすく探せるようにする
といった地味なプラグインを入れたり直接いじったりして使っている。
あとは出荷対象の状況に関してはバージョンだけを正とするとか、状況が変わればチケットのステータスを変えるといった分かりやすい、なるべく単純なルールを設けるようにしている。
前置きが長くなってしまった・・・。
バージョンやフィルタを駆使すればいいし wiki ページも見つけやすくすればいい、とはいえ
- 開発プロジェクト全体の資料はここ
- 顧客資料はここ
- n開発に関する資料はここ
- wiki 化した手順書はここ
- 動作環境の一覧はここ
- 事務処理はここ
といったように現状ではどうしても情報が分散してしまう。
日々、redmine に常駐しこれを正として活動する身としてはなるべく redmine 起点で作業を行うなり、各種資料の場所へいけるようにしたい。しかしそれらの情報はみんなに必要なわけではなく自分のためだけのものも書いておきたいし、忘れないようにするためのメモがわりとしても使いたい。
そんなこんなで作成したのが redmine_side_contents
SideBar を自分用の wiki として使用することができる。
会社の redmine に投入して便利だなぁーって思って使ってるのだけど、wiki のコンテンツを保存しているテーブルをのぞいてみたら自分しか使ってなかったっていうアレ。