「5月末日木曜日、大阪全停止」全停止ってなによ？？？と思いながら読み進めていった前半はかなりワクワクしながら読んだんだけど、中だるみが多少あって、後半へ進むともうちょっと盛り上がってもいいんじゃない？展開がちょっと強引な気がするけど・・・という印象だった。
でも最後まで読むと「おぉ、そういうことか！面白いな！」となった。読んでる途中はそれが多少退屈に感じちゃったのは読書力が足りないんだろう。
特に「立ち上がります」って何この急展開！？こんなあいまいな調子で全面対決かよ・・・なにこれ・・・と思ってたら後ろで色々と動いてたわけですよ。そりゃ読者からしたら「！？」だけど当人視点なら対決だわなぁと、読み進めるにつれて自分の理解力の無さにちょっと泣けた。
というのも、イベント単位(?)に「まずは結論から、次に前提条件と根拠を述べる」といったロジカルシンキングよろしくのビジネス文書かよって展開が多いからなのかも。
キャラクターが立ってるようで中途半端な感じがするのも否めないなぁ。
読み終わった後にカバーを取ってみるといいよ。
