はじめに - 「思考法」を増やす事が頭をよくすること 第1章 もれなく考える技術 無意識の思考を全部「意識的」に切り替える 第2章 やわらかく考える技術 発想のうまい人は「まてよ?」が必ずうまい 第3章 広く考える技術 相手の立場に立てば「自分」が見えてくる 第4章 大きく考える技術 「バルコニーに上げる」だけで知性は変わるのだ 第5章 深く考える技術 ノーをプラスに変える「生産的な対立法」 第6章 論理的に考える技術 感情を「隔離」しながら正解を組み立てる 第7章 独創的に考える技術 他人の頭を使って「自分の限界」を突破せよ
現象学と弁証法を取り上げた本。らしい。哲学の言葉って難しい (;´Д`)
ある一つの考え方が内在的に伴うことになる矛盾を明らかにするために、その主張に疑問を投げかけながら議論することでより真理に近づこうとする方法を意味する。
弁証法 - wikipedia
wikipedia のこの分が自分にはしっくりきたけど。A と B から A' または C を導き出すための議論(アプローチ)という理解。
特に印象に残った、自分の今と重なりまくるところが二つ。
一つめ。
たとえばあわて者には、「バカやろう。あわてるな!」とののしるのではなく、「君はなかなか機敏だな。失敗しないようにやれば、なおいいんだけどな」と言うのです。
(略)
ののしって個性を殺すのではなく、個性を認める事で能力を最大限に発揮する
進捗と作業内容、報告内容に納得できない人がいない彼にブチ切れそうでどうしようかと思ってるんだけど・・・。いままで緩くどちらかといえば認める方向で対応してたけどもうちょっと踏みとどまってアプローチを考えてみるかなぁ。
二つ目。
否定されるとすぐにへこたれてしまうのは、ムダなプライドも影響しています。プライドが、今の自分を守ることになってはいけないのです。
(略)
プライドは「今の自分」にではなく、「伸びていく自分」に対して持つべきものだと思います。
へこたれ易い・・・自分が気にしてるほど周りは気にしてない。